【手根管症候群】
手根管症候群とは、指先の感覚や手の運動において重要な役割を果たす正中神経が障害される結果、 痺れや痛みなどをきたす病状です。 手首には手根管と呼ばれるトンネル状の形状をし腱や神経が通るところがあり、そこが何らかの原因で圧迫されると症状が誘発されます。
原因として、手首の曲げ伸ばしを繰り返し手首に負担をかける動作をお仕事とする方で、手根管の中を通る腱を覆う膜などが炎症を起こし腫れることがあります。 また手首の運動とは関係なく手根管が狭まり症状が出ることもあります。 症状としては、指先がジンジン痺れ、特に中指の先によく痺れが出るとされています。 他にも細かな筋肉を動かすための神経でもあるため、物を掴んだり摘んだりする親指と他の指の対立運動が難しくなります。明け方に痛みが出ることが多いのも特徴です。
治療は、首・肩から前腕にかけての筋肉をアプローチし、鎮痛効果のある電気治療、関与の多い筋に対するストレッチなど。固定方法としてサポーターやテーピングをご案内することもあります。 手術は回避したけれど、手根管症候群にお悩みの方は実籾まりも整骨院まで相談ください。
手根管症候群でよくあるご質問
Q.手根管症候群ではどこに症状がでるの?
A.初めは示指と中指に症状がでて最終的には母指にも症状がでてきます。
Q.手根管症候群の好発年齢を教えてください。
A.50代女性に多く見られます。
Q.手根管症候群が悪化するとどうなりますか?
A.握力が弱まってしまい指を使った細かい作業ができなくなります。
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